ども!タゴちゃんです!
それでは今日も動画編集をやっていきましょう。
今日は、「時間ロービング」という機能についてやっていきます。
そもそも時間ロービングとはなのですが、
例えばテキストを挿入し、エフェクトコントロールの「位置」に2ヶ所のキーフレームを打って、
画面の左端から右端にテキストを動かしたとします。
そうすると一定の速度で左端から右端に移動していきます。
この2ヶ所の左側に「イーズアウト」、右側に「イーズイン」を適用させると、
始まりから終わりまでのキーフレーム間の時間と移動距離は変わらないのですが、
初めはゆっくりでどんどん速くなり(イーズアウト)、速くからどんどん遅くなる(イーズイン)、といったテキストの動かし方が可能になるため編集作業の幅が大きく広がります。
それではやり方に移りましょう。

まず、1画像のようにモニター上にテキスト等動かしたいものを挿入します。
(今回はテキストで★マークを挿入、そして移動がわかりやすいようにA・Bと地点を打っています。)

次に、2画像のように★素材に「位置」のキーフレームを打ち、1秒間でA〜Bへ移動するようにします。
(今回は普通時とイーズインアウトの違いがわかりやすいように全く同じ設定のA・B地点、★、★のキーフレームを配置しています。)

それではA〜Bの★のキーフレームにイーズインを適用していきます。
まず3画像のように、赤矢印キーフレーム(始まりキーフレーム)を右クリックして「時間補間法」「イーズイン」を選択します。
(選択するとキーフレームのヒシガタマークが砂時計のような形になります。)

同じく4画像のように赤矢印キーフレーム(終わりキーフレーム)を右クリック、
「時間補間法」「イーズイン」を選択します。そうすることで★に対してのイーズインの適用が完了しました。

5画像のモニター上では、上がイーズイン適用★、下が普通時の★を、それぞれ同じタイミングでスタートさせ10フレーム経過した時点です。イーズインは初めが速いので現時点でイーズイン★がややリードですね。

6画像では20フレームが経過した時点です。この時点もまだ普通時★は追いついていませんね。

7画像は1秒後B地点に到達した直後ですが、普通時もイーズインも同時にB地点へ到着したことがわかります。
このように、イーズイン、イーズアウトをしても普通時と最終的な経過時間は変わらず、経過時間内での動きの速度が変わってきます。

ちなみに、この動きの速度は8画像赤四角をクリックすると確認でき、画像のようにエフェクトコントロール内のタイムライン上に線で映し出されます。

9画像左側は「イーズイン」、真ん中は「普通時」、右側は「イーズアウト」の速度線です。
イーズインは「最初速くだんだん遅く」でしたので、最初の方は線が上部に膨らんでおり、だんだん膨らみが下がり、エフェクトが止まる(1秒後)と底辺に一定になっています。
このことからもわかるように、線の膨らみが上部にいけばいくほどエフェクトの動きが早くなります。
また、真ん中(普通時)の画像は速度の線が1秒後からの線より少し高く、それでいて一定ですね。
このように一定の動きや止まっているものは直線になり、速さが一定でないものは曲線になります。
それでは今日はこの辺で終わりたいと思います。
ご購読ありがとうございました!またねん!
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