ども!タゴちゃんです!
それでは今日も動画編集をやっていきましょう!
今日は、映像が切り替わる時に、ズームイン(近づいていく)のエフェクトがかかりながら切り替わるトランジションをやっていきます。

まず、1画像のように繋げたい任意の素材をタイムラインに1列に配置します。(今回は3つ配置しています。)

次に、2画像のようにプロジェクトパネルに調整レイヤーを2つ作ります。(調整レイヤーの作成方法は下記過去記事参照)
※過去記事

調整レイヤーの1つを、タイムラインの切り替えたい素材の切り替わり部分に、V2に配置して6フレーム後でカット、もう一つの調整レイヤーは、切り替わり部分より6フレーム手前に、V3に配置してV2の調整レイヤーとツライチでカットし、最終的に画像3のような感じにします。

次は、V2の調整レイヤーにエフェクトをかけていきます。まずはエフェクトパネルから「ビデオエフェクト」→「スタイライズ」→「複製」を選択してV2の調整レイヤーに適用。するとパネル上に4つの映像が複製されますので、エフェクトコントロールの「複製」の場所にある「カウント」を「2」→「3」にします。この時のパネルは4画像のように9つの映像が現れましたね。

次に、またもやエフェクトパネルから「ビデオエフェクト」→「ディストーション」→「ミラー」を選択してV2の調整レイヤーに適用。エフェクトコントロールの「ミラー」の「反射角度」を「0」→「90」にします。するとパネル上に上下反転で反射したものが現れますので、エフェクトコントロール内の「反射の中心」の右側の数値をイジって、5画像のように9つに複製された映像の下1列の上辺(反転しているから元の映像で言うと下辺)と中1列の下辺がぴったりになるように調整します。(大体720ぐらいになるはず)

さらにミラーを同じV2の調整レイヤーに適用します。エフェクトコントロール内に新しくできた「ミラー」内の「反射角度」を今度は「−90」に設定し、今度も「反射の中心」の右側数値をイジって、6画像のように、今回は上1列の下辺(反転しているから元の映像で言うと上辺)と中1列の上辺がぴったりになるように調整します。(大体360ぐらい)

さらにさらにミラーを同じV2の調整レイヤーに適用します。エフェクトコントロール内に新しくできた「ミラー」内の「反射角度」を今度は「180」に設定し、今度は「反射の中心」の左側数値をイジって、7画像のように、左1列の右辺(反転しているから元の映像で言うと左辺)と中1列の左辺がぴったりになるように調整します。(大体640ぐらい)

さらにさらにさらにミラーを同じV2の調整レイヤーに適用します。エフェクトコントロール内に新しくできた「ミラー」内の「反射角度」を今度は「360」に設定し、今度も「反射の中心」の左側数値をイジって、8画像のように、右1列の左辺(反転しているから元の映像で言うと右辺)と中1列の右辺がぴったりになるように調整します。(大体1280ぐらい)
これでV2の調整レイヤーのエフェクト加工は完成です。

次に、エフェクトパネルから「ビデオエフェクト」→「ディストーション」→「トランスフォーム」を選択して、今度はV3の調整レイヤーに適用。エフェクトコントロール内の「スケール」の、調整レイヤーの最初と最後に9画像のようにキーフレームを打ち、最初のキーフレームは「100」のまま、最後のキーフレームは9つに複製した中央の画面にズームしていきたいので「300(9つに複製したから3倍)」に設定します。

エフェクトコントロール内の「コンポジションのシャッター角度を使用」のチェックマークを外し、その下にある「シャッター角度」を最大(360)に設定します。するとズームする時に、10画像のように、なんかグワって感じにズームするようになりました。

次に、先ほどの「スケール」の最初キーフレームに「イーズアウト」、最後キーフレームに「イーズイン」を適用します。そしてより緩急をつけるために速度の部分を開いて、11画像のようにキーフレームのバーの山のテッペンを尖らせていきます。(イーズイン、イーズアウトは下記過去記事参照)

これでズームインからの映像が切り替わるトランジションが出来上がりました。この調整レイヤー2つを丸々コピーして12画像のように違う素材間に配置すると、違う素材で同じようにズームインを使った切り替わりのトランジションが出来上がります。
最後に、「ミラー」やら「ズーム」やらを毎回やるのは面倒ですよね。そしてこの「複製」「ミラー」の作業は後々説明する「スピントランジション」でも使うことができるため、いつでもエフェクトコントロールで編集した状態のものを使いたいです。
ということで、過去記事(下記事参照)のようにエフェクト自体を「プリセット」として保存しておきます。

まず、「ミラー」を適用させた下の調整レイヤをクリック、13画像のように「複製」と「ミラー」×4を「command+クリック」で全て選択状態にし、右クリックで「プリセットの保存」をクリック、そして表示された画面で名前をつけてあげて「インポイント基準」にしてから「OK」をクリック。これでいつでも「複製」や「ミラー」の適用された調整レイヤを作ることができます。
そしてついでにズームさせた上の調整レイヤも同じようにプリセットに保存しておきましょう。
それでは今日はこの辺で終わりたいと思います、
ご購読ありがとうございました!またねん!
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